クラシックギター弦のレビューを続々追加中です。今回はオプティマです。

tc electronics POLYTUNE CLIPを購入したのでレビュー 表示の安定感がうれしい

4.5
ギター用品
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前回の記事で新しいチューナーについて検討した結果、tc electronicsのPOLYTUNE CLIPを購入しました。精度が良かったりポリフォニックチューニングが便利だったりしますが、何よりもチューニング時の表示の安定感がうれしいです。

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クリップ式としては珍しいポリフォニックチューナー

tc electronic ポリフォニック クリップ チューナー POLYTUNE CLIP BLACK
ティーシーエレクトロニック(Tc Electronic)
PolyTune Clipは、3つのチューニング・モードを搭載。全ての弦を同時にチューニング可能なポリフォニック・チューニングに加え、一般的なクロマチック・チューナー・モードと、±0.02セントの精度を誇るストロボ・チューナー・モードも選べます。

このtc electronicsのPOLYTUNE CLIPの特徴は何といってもポリフォニックチューナーであるという点です。

詳細は以下の記事を見ていただきたいのですが、要は、すべての弦の調律状態を一度に表示してくれるというものです。

実際にやってみたのがこちらです:

こちらの例ではチューニングがあってしまっていますが、ずれている場合はそれぞれの弦に対応する表示が上や下にずれます。これにより一度に弦の調律状態を確認可能です。

複雑な処理を必要とするのか、クリップ型のチューナーでこの機能に対応しているものは少ないです。

どういうときに使うのか?というと、たとえば曲間などでそれほどチューニングが気になってはいないけど念のため確認したいというときに弦をかき鳴らすだけで確認ができ、お手軽です。

ちなみに、上の例ではあえて6弦をDに落としており、このため5つしか表示がありません。このような特殊チューニングの時にはしょうがないのでその弦だけ別でやることになります。

チューニング表示がぶれない

もう1つうれしいのが、チューニング表示のブレが少ないという点です。

安いチューナーだと、弦を鳴らした当初は表示が安定していても、だんだんとぶれた表示が出てきます。おそらく、音量が小さくなると他のノイズに影響されたりするのでしょう。その影響がPOLYTUNE CLIPは少ないような気がします。

IMG_0665.MOV

こちらが実際にKORGのチューナーと比較した結果です。KORGの方は時々表示がぶれますが、POLYTUNE CLIPはしっかり安定しています。

ぶれると何回も弦を鳴らさなくてはいけませんが、一回で済むPOLYTUNE CLIPは手間が省けます。

コンパクトな箱に入った質感の高い本体

箱はこんな感じです。色はホワイトとブラックがありましたが、ホワイトはどちらかというとエレキとかアコギ向けかな?思いブラックを選びました。

tc electronics POLYTUNE CLIPの箱

箱をスライドさせると本体が出てきます。

tc electronics POLYTUNE CLIPの箱の中身

プラスチック製になりがちなクリップ部分が金属製です。かなり耐久性は高そうです。ただし、本体はプラスチックですし、ディスプレイもスマホのようにガラスではないので、傷はつきやすいと思われます。とはいえ、可動部であるクリップが金属なのはうれしいです。

POLYTUNE CLIPのクリップ

クリップと表示部分はこんな感じで開きます。開くだけで回転はしないので、自分の方に向かせるには付け方を工夫する必要があります。これは良しあしで、あまりに自由度を持たせると壊れやすくなるので、耐久性という意味ではこの方がシンプルで良いです。

POLYTUNE CLIPのクリップを開く

LEDは明るくて見やすい、輝度での表現も

本体のLEDは上の動画にもある通り非常に明るくて見やすいです。

パッと見、LEDの数が少なくてチューニングしづらいかと思いましたが、そんなこともありませんでした。

そのポイントが輝度でチューニングを表現している点です。安いチューナーだとそれぞれの表示がONかOFFかしかありません。このチューナーの場合はそれぞれのLEDの明るさを変えることができます。このため、LEDの数以上の表現力を持っており、それが見やすさにつながっています。

また、一色ではなく2色になっており、それが人間にとって認識しやすい配色になっている気がします。

標準で0.5セント、ストロボモードなら0.02セントの高精度チューニング

また、このチューナーは非常に高精度であり、普通のモードでも±0.5セント、ストロボモードならなんと±0.02セントの精度の高精度チューニングが可能です。

実際、このチューナーでチューニングした後に和音を鳴らすとすっきりとした美しい音が出ます。

チューナーといっても精度はまちまちなのでぜひ体験してほしいです。

製品登録で3年保証

もう1つうれしいのは、製品保証期間が最大3年になるという点です。普通のチューナーは1年なのでかなりの長さです。

こちらのページの下の方にある「製品登録キャンペーン」から保証を3年にする手続きができます。英語ですがそれほど迷わずにできるかと。製品のシリアルナンバーを入れる欄がありますが、おそらく電池を取り外した中にある白いシールに書かれているものです。そこにある3行を続きで書いたら登録できました。

また、購入証明書が必要とのことですので、写真にとるか、スクリーンショットをアップロードすればOKです。

海外との価格差が小さい

また、POLYTUNE CLIPはこの手の製品には珍しく海外との価格差が小さいです。

たとえばStroboClip HDは海外では60ドル(約6,000~7,000円)なのですが、日本では1万円近くします。

Peterson ピーターソン クリップ式ストロボ・チューナー StroboClip HD 【国内正規輸入品】
Peterson
反応が素早く、精度0.1セント(半音の1/1000)の厳密なチューニングが可能

このため、普通に並行輸入品が売られています:

これに対してPOLYTUNE CLIPは日本で買っても海外で買っても変わらないどころか、日本の方が安かったりします。代理店が良心的でうれしいです。

(追記): バッテリー寿命も長かった

特に特徴として書かれていませんでしたが、バッテリーの持ちが非常に良かったです。

ほぼ毎日使って半年近く持ちました。KORGのチューナーを使っていたときはしょっちゅう(1,2か月くらい?)変えていたので、非常にありがたいです。

ポリフォニックでなくても基本性能の高いチューナー、UNITUNE CLIPでもいいかも

このように、ポリフォニックチューナーという飛び道具がなくても基本性能が高いチューナーです。

このため、ポリフォニックチューナーが不要であればこの機能を取り除いた同社のUNITUNE CLIPという選択肢もあります。

tc electronic クリップ式チューナー UNITUNE CLIP 【国内正規品】
ティーシーエレクトロニック(Tc Electronic)
精度+/-0.02セントを誇るストロボチューニングモード搭載のクリップチューナー

ポリフォニックチューナーでない、黒色がないという点が問題なければこちらの方が安いでrす。

とはいえ、個人的には一度ポリフォニックチューナーがどのようなものか体験してほしい気もします。

チューニングは楽器演奏の基本の基本です。ここを大事にしてこそクラシックギター演奏も楽しめると思います。いいチューナーをもっていい演奏をすることをおすすめします。

tc electronic ポリフォニック クリップ チューナー POLYTUNE CLIP BLACK
ティーシーエレクトロニック(Tc Electronic)
PolyTune Clipは、3つのチューニング・モードを搭載。全ての弦を同時にチューニング可能なポリフォニック・チューニングに加え、一般的なクロマチック・チューナー・モードと、±0.02セントの精度を誇るストロボ・チューナー・モードも選べます。
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コメント

  1. yoko より:

    チューナーは恐らく6ー7種程試しましたが、UNITUNEが一番精度も安定度、バッテリーの持ち含め良かったので、以降はこのチューナー以外は使わないようになりました。随分と無駄金を使って遠回りしましたが私の経験からもこのチューナーをお勧めします。高いですが、おかしなチューナーを買ってダメで買い替えること考えると、このチューナー1っで決める方が確実です。

    • かーるかーる より:

      yoko 様

      まったく同意です。
      あえて言うなら電源を入れてから使えるようになるまでの待ち時間が他に比べて長いかな?と思いますが欠典はそれくらいな気がします。
      あまりメジャーではないですが良いチューナーなのでもっと普及して欲しいですね。

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