プロも推奨の爪やすり「サウンドファイル(SOUNDFILE)」が登場 多数のラインナップからの選び方は?

クラシックギター弾きようの爪ヤスリ サウンドファイル ギター用品

クラシックギター弾きにとって爪は命。そして、その形を決める爪やすりは非常に大事な道具です。そんな爪やすりとして、ロッコーマンからサウンドファイルと呼ばれるプロが推奨する爪やすりが登場しました。見た目もよく、所有欲を満たしてくれます。多数のラインナップがありますがどのように選べばいいでしょうか。

柄にギターで使われる木材を使ったサウンドファイル

サウンドファイルはアメリカ製の爪やすりです。

特徴は柄にギターに使われる高級な木材を使用し、見た目も美しく仕上げている点にあります。

普通に売られている爪やすりは、ペラペラのプラスチックが使われているのに比べると、所有欲を満たしてくれるといえるのではないでしょうか。

単に美しいだけではありません。スコット・テナントなどの著名ギタリストが推奨するなど、実力も兼ね備えています。

サウンドファイルの選び方

サウンドファイルと一口にっても、実は13種類ものラインナップが存在しています。

No.名称やすり柄の材質価格
1スコット・テナント シグネチャー 
エスプレッシーヴォ
ガラスブラックパルム4,950円
2アフリカンパドゥク クレッシェンドガラスアフリカンパドゥク3,960円
3インディアンローズ ソナタガラスインディアンローズ3,960円
4ココボロ アランフェスガラスココボロ3,960円
5カリビアンローズ グランソロガラスカリビアンローズウッド3,960円
6ゼブラウッド アレグロガラスゼブラウッド3,960円
7タスマニアンブルーガム カプリチオガラスタスマニアンブルーガム3,960円
8レインツリー プレリュードガラスレインツリー3,960円
11アフリカンパドゥク オーバーチュアメタルアフリカンパドゥク2,750円
12インディアンローズ スカルラッティメタルインディアンローズ2,750円
13カリビアンローズ ヴィルトゥオーゾメタルカリビアンローズ2,750円
14ゼブラウッド フーガメタルゼブラウッド2,750円
15レインツリー サラバンドメタルレインツリー2,750円

膨大な数のように見えますが、選び方は3点をおさえれば大丈夫です。

1.やすりの材質をガラスにするかメタルにするか

まず、やすりの材質をガラスにするかメタルにするか選びましょう。

ガラスの場合、非常に滑らかに爪を仕上げることができ、メーカーは紙やすりが必要ないとしています。また、爪を削るスピードも速いです。ただ、削れすぎる感もあるので、形を繊細に整えるには向いていないかもしれません。

一方、メタルは一般的に形を少しずつ整えていくのに向いています。削るのに時間はかかりますが、思い通りの形に整えやすいでしょう。また、ガラス製のものより少し安いです。ただし、形を整え終わったら紙やすりでの仕上げが必要です。

個人的には金属ヤスリのほうが好きです。そのあたりの話は以下の記事を参照ください:

ちなみに、サウンドファイルの公式ページでは、マスターセットとしてガラスと金属両方を組み合わせて、さらに紙やすりをセットにしたものが売られています。両方買うというのが正しい選択なのかもしれません。

2.柄の材質は好みで

次に、柄の材質を選びます。

さまざまな木材が使われていますので、見た目の好みで決めるといいでしょう。

自分のギターに使われているのと同じ木材を選ぶのもいいかもしれません。残念ながらハカランダはないようですが…。

3.スコットテナントファンならスコット・テナント シグネチャー エスプレッシーヴォ一択

スコット・テナントのファンならNo.1「スコット・テナント シグネチャー エスプレッシーヴォ」一択でしょう。

ほかのラインナップより高いですが、テナント氏のサイン入りとなっており、ファンならぜひ持っておきたいアイテムです。

資生堂 NA501の代わりの定番爪やすりになる?

これまでクラシックギター弾きの爪やすりの定番といえば資生堂のNA501でした。

しかしながら、メーカーが生産をやめたらしく、最近では手に入りにくくなっています。

サウンドファイルは、すでに多くのプロギタリストに支持されており、新たな定番となる可能性があります。

私も実際にサウンドファイルを購入し、レビューしましたのでこちらをご覧ください。

日本製の爪やすりとして、ワタオカの爪の細胞を壊さないという爪やすりもありますが、どちらがいいでしょうか。

サウンドファイルはすでに人気で品切れを起こしているようなので、お求めはお早めに。

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