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足台も支持具も使わずにクラシックギターを弾く方法

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ギター用品 練習 足台、ギターサポート類

クラシックギターを弾くときの姿勢と言えば、椅子に座り足台に左足を載せるのが一般的です。人によっては足台の代わりに支持具を使ったりします。でも、足台も支持具も使わずにクラシックギターを弾く方法もあります。

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大きめの滑り止めの上にギターを立てておく

一番手っ取り早くかつ安くできる方法が、大きめの滑り止めの上にギターを立てておく方法です。

これだけ聞いてもよくわからないかもしれませんが、以下の動画を見ていただければ理解できるかと思います:

Franz Halász plays Bach – The Lute Suites (BIS Records)

大きめの滑り止めを両足にまたがるように置きます。そして、脚の間にギターのお尻を載せることで固定します。

ドイツのギタリストであるFranz Halászというギタリストがやっている方法です。この人は日本の瀬戸大橋国際ギターコンクールなどで優勝しています。

この方法の肝はギターをできるだけ垂直近く立てて弾くことです。寝せてしまうと倒れそうになりますが、垂直近くであれば倒れる方向の力を滑り止めで受け止めることが可能です。

大きめの滑り止めは100円ショップに行けば簡単に手に入ります。滑り止めなので折りたためる上に軽いですし持ち運びも楽です。

最近の若手ギタリストの流行はギターを立てて弾くことなので時代の流れにもあった方法です。

もちろん腰への負担も小さく、一度は試してもらいたい方法といえます。ただ、垂直近く立てて弾く方法が性に合うかどうかが問題でしょう。

低い椅子に座る

足台を使う理由は左足の膝から腿にかけてを上に上げることです。

ということは、ものすごく低い椅子を使えば足台を使うことなくこの状態になります。左足は開くなりギターに触れる位置を変えることで調整できます。

どれくらい低ければ良いかは人によりますが、たとえば風呂用の椅子に座ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、足台がいらないほどでなくても低い椅子にすると足台の高さを押さえることができ、腰痛予防になります。

エンドピンを持つブラームスギターを使う

究極の方法はエンドピンを持つブラームスギターを使うことです。

Wikipediaより

ブラームスギターはエンドピンを持つギターでチェロのように抱えて弾きます。このギターを使ったギタリストとしてはポール・ガルブレイスが有名です。

Schumann: "Mignon" • Paul Galbraith Live at Soka University

このギター自体ポール・ガルブレイスによって発案され、デイヴィッド・ルビオによって製作されました。

元々、ブラームスのテーマと変奏 op.21を演奏するために開発されたため「ブラームスギター」と呼ばれています。以下の動画が実際に演奏されたものです:

Galbraith plays Brahms: Variations on an Original Theme

このブラームスギター、エンドピンを持っているのが特徴なのですがそれは足台を使わないためではなくギターの振動をギターの下にある共鳴箱に伝えるためです。実は、一番上の写真に写っている箱はおまけではなくブラームスギターを構成する一部になっています。この箱で主に低音を響かせて音を大きくしています。

弦の数も6ではなく8になっているのですが、よくある多弦ギターのように低音に2本追加ではなく、1本が低音のA(ラ)、もう一本が高音のA(ラ)になっており、AEADGBEAチューニングになっています

なかなか面白いギターではあるのですが、今までこのギターが売りに出ているところを見たところがありません。おそらくカスタムオーダーという形になるのでしょうが、このギターの製作を引き受けてくれる人がいるかどうか。。。

エンドピンくらいだったらつけてくれるかもしれませんので、この記事の本来の目的にはそれだけで十分かもしれません。

足を組む姿勢はお勧めできない

アコギやエレキでよくみられる足を組む弾き方も足台を使わない奏法の1つですが、あまりお勧めできません。

まず、安定性が低く演奏性が低いです。また腰がかなりひねられた姿勢になるので足台以上に腰にもよくありません。

足台や支持具が当たり前と思わずにいろいろ試すのもいいかも

このように、足台や支持具が当たり前のクラシックギターですが、他にもいろいろな方法があります。

既存の方法には定評があるのは事実ですが、他の方法を試してみるのも面白いですし、それによって新たな発見もあると思います。

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