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映画「マチネの終わり」で福山雅治が使っているギターはイグナシオ・フレタ?現代ギターの表紙が宣伝で福山雅治に

初心者向け 豆知識

これまでになく売れる号になるのかもしれません。クラシックギター専門誌である現代ギター2019年11月号の表紙が福山雅治になるそうです。映画「マチネの終わりに」の宣伝かとは思いますが画期的です。

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現代ギターのFacebookページで告知

この情報は現代ギター社のFacebookページで告知されています:

こんなに華やかな表紙だったことはこれまでないのではないでしょうか(笑)。

予約が必要な売れ行きになる?

上記投稿では「予約受付中」とされており、注目度の高さと現代ギター社の意気込みがうかがえます

クラシックギターに興味がなくても福山雅治が好きとか、映画を見て興味を持った人が買ってくれることを期待しているのでしょう。

もしかすると、毎月買っている人の手に渡らないことも…なんてことはないとは思いますが。。。

(追記): アマゾンでは10月10日からすでに在庫なしになってますね(10/9まではあった)。また入荷あるかもですが予約の時点でこれとは恐るべし。。。

福山雅治が映画で使っているギターはフレタ?

上の写真で福山雅治が持っているギターが映画で使っているギターだと思いますが、なんとなくイグナシオ・フレタのギターのように見えます

ロゼッタを比較すると似ています。比較写真はラックギターのHPからお借りしました。

ラックギターのHPのフレタのロゼッタ
現代ギター2019年11月号の表紙のロゼッタ

また、ブリッジ飾りの両脇が特徴的です:

ラックギターのHPのフレタのブリッジ
現代ギター2019年11月号の表紙のブリッジ

フレタといえばクラシックギターの王様といわれており、中古でも価格は400万円~1000万円ほどするギターです。まさに映画に使うギターとしてふさわしいといえるでしょう。

フレタはスペインの製作家で、映画音楽で有名な作曲家ではなくギタリストのジョンウィリアムスに使われて有名になりました。今は3代目が後を継いでいるそうです。

人気は非常に高く、価格は時価、オーダーしても十年以上待ちといいます。

ちなみに、福山雅治のWikiページによれば型番不明のラミレスを持っているとのことですが、明らかに表紙のギターはラミレスではありません。

写真をよく見るとブリッジにスーパーチップをつけているところがクラシックギター弾きの目をひくところです。弦の音をクリアにするためのアクセサリですね。

確か小説版のマチネの終わりににはスモールマンとかいろいろと有名なギターの名前が出てきました。映画の中でもいろいろなギターを弾いてくれるのでしょうか。

(追記): 表面板が松(スプルース)、裏板がハカランダの超貴重なフレタだそうです

福田進一のtwitterによると、福山雅治が持っているフレタは松とハカランダのフレタだそうです:

確かに、フレタというと杉(シダー)とローズウッドが普通なので、とんでもなく貴重な逸品です。値段はいくらくらいしたんだろう。。。

さらにブーシェとハウザーI世も所有

個人的にはなんとあのブーシェとハウザーI世も持っているそうです。どちらもフレタ以上の高級ギターです。

ラジオ番組でそのことを言っていたそうで、さすがとしか言いようがありません。

(追記)他にもアランフェスの716と725をライブと練習用に使用

さらに、島村楽器の情報によると、福山雅治はアランフェス(Aranjuez)の716と725というモデルを持っていて、練習とライブに使っているそうです。

どちらもいわゆる量産ギターの位置付けなのでフレタに比べれば価格は1/10以下です。これなら福山さんとお揃いのギターにできるかもしれません。

福山雅治自身が弾いているサウンドトラックに注意、2種類のCD、2種類の「幸福の硬貨」

福山雅治は映画の中では弾いているふりをしているのかと思いきや、実際に弾いている曲もあるそうです。このCDの3曲目の映画の主題曲である「幸福の硬貨」がそれです:

ややこしいのが、「マチネの終わりに」のCDはすでに2枚出ているのですが、これらは映画のサントラではなく小説版をモチーフにして福田進一が弾いているものだという点です。

マチネの終わりに
コロムビアミュージックエンタテインメント
マチネの終わりに  and more
コロムビアミュージックエンタテインメント

当然、これらのCDには福山雅治はかかわっていません。

福山雅治自らが演奏している幸福の硬貨はこちらの記事を参照ください:

さらにややこしいことに、この小説をモチーフにしたCDの「幸福の硬貨」は林そよかという人が作曲したのに対し、映画版の「幸福の硬貨」は菅野祐悟という人が作曲しています

林そよかの幸福の硬貨はすでに楽譜が出版されていますが、福山雅治が映画版で弾いていた曲の楽譜が欲しい!とこれを買っても違う曲ということになります。

なんでこんなことになったんでしょうね。。。何か権利の問題?映画の雰囲気と合わなかった?林そよか作曲の方は難しすぎた?

ちなみに、YouTube上に林そよか版の演奏があります:

幸福の硬貨 ギター『マチネの終わりに』より – 林そよか 小説版テーマ Münzen des Glücks (Soyoka Hayashi) 林 祥太郎

(追記) 映画版のマチネの終わりにの楽譜も出版されます

やはり要望が多かったようで、映画版のマチネの終わりにとFuture Changes The Pastの楽譜が出版されるようです。

少しでもクラシックギターのすそ野が広がるといいのだけど

マチネの終わりがヒットすればクラシックギターに興味を持つ人が少しでも増えてくれる気がします。そういう意味でもこの映画へのクラシック業界の注目は高いと思われます。

どうせならマチネの終わりにモデルとか、福山雅治モデルとか、蒔野聡史モデルとかいうギターを作って売りだしたらどうかと思います。さすがにフレタはそうそう買えないので。。。どうもこの業界は保守的なところがありますが、それなりに需要はあるような。。。

このサイトでも初心者向けコンテンツを用意していますが、これが少しでも役に立つといいなと願っています。

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