ハナバッハの高級弦であるエクスクルーシヴなど、今後レビューを行う予定のクラシックギター弦のページを更新しました。こちらをクリック。

ギターサポート(支持具)の吸盤はなぜはがれる?どうすれば対策できる?

旧型のギターリフトの吸盤ギター用品
ギター用品 足台、ギターサポート類

足台に代わるギター支持具として各種ギターサポートが販売されています。それらのほとんどは吸盤でギターと固定される仕組み。しかしながら、吸盤がすぐにはがれるという悩みを持っている人も多いのではないでしょうか?なぜ吸盤ははがれてしまうのでしょうか?そして、どうやったら対策できるのでしょうか?

スポンサーリンク

かなり市民権を得てきたギターサポート

一昔前にはギター支持具といえば足台のみでした。一部ギターレストなどの支持具はあったものの、あまり使われていないというのが素直な感想でした。

それが、最近いろいろな支持具が発売され、すっかり足台以外の支持具が普通に。詳細については支持具については以下の記事を参照ください:

これらの支持具をギターに取り付ける時、よく使われる方法が吸盤。ところが、この吸盤は人によってははがれやすいという欠点があります。

吸盤はなぜギターにくっつくのか?

そもそもなぜ吸盤はギターにくっつくのでしょうか?それは大気圧の差によるものです。

まず、ギターにくっついていない状態では、吸盤には以下のように全方位から大気圧がかかっています。

全方位から等しく大気圧がかかっているのでそれらが釣り合い、どこにもくっつきません。

しかしながら、これをギターにくっつけると、吸盤が押しつぶされ、中の空気が押し出されます。

すると上の図のように吸盤の中は真空になります。真空になると吸盤の内側からの大気圧はなくなり、ギターに押し付ける側の大気圧のみに。これによりギターに押し付けられ続けてくっつくわけです。

吸盤はなぜはがれるのか?そして、どうすればはがれにくくなるのか?

それでは、なぜ吸盤はギターからはがれるのでしょうか?

これは簡単で、吸盤の中を真空に保てなくなったときにはがれます。大気圧以上の力がかかれば当然剥がれます。また、吸盤やギターが平滑でないと空気が入りやすくなり、はがれやすいです。

ということは、はがれないようにするには吸盤の中を真空に保つようにすればいいわけです。

対策1: 吸盤を洗う

まず最初に試したいのが吸盤の洗浄です。

吸盤にゴミや汚れが付いていると、そこが真空にならずに張り付きが弱くなります。また、凹凸になるとそこがはがれやすくなります。

このため、吸盤は常にきれいな状態に保つ必要があります。ギターサポートから取り外せるものが多いかと思いますので、中性洗剤で洗ってみましょう

これだけでギター支持具が外れることが少なくなります。

対策2: ギターをきれいにする

吸盤がきれいでも、取り付けるギター側が汚いと同じように外れやすくなります。ギターの表面を平らに保つことが重要です。

おすすめなのはカルナバポリッシュです:

セラック塗装にも安心して使えるギターポリッシュで、ギターの表面を平滑にする効果があります。

対策3: 吸盤を取り付ける個所にシールを張る

ギターによっては塗装面が荒れているために吸盤が付きづらいことがあります

上の2つの対策をやってもダメな場合は吸盤を取り付ける個所にシールを張るという手があります。表面が平滑なシールであればしっかりと吸盤を取り付けることができます。

はがせないようなシールだと後から困るので、まずはスマホ用の接着剤を使わずに吸着する保護シートを使うのがいいかと思います

吸盤がつかない、はがれやすいことで支持具をあきらめないで

このように吸盤がくっつく原理は簡単なもので、したがってはがれないようにする対策も単純なものです。

これまで支持具ははがれやすいから、と敬遠していた人もこの記事で紹介した対策を試してみてはどうでしょう。

足台も良いですが、腰痛になりやすいもの。支持具で長くクラシックギターを弾き続けられるといいですね。

スポンサーリンク
クラシックギター情報ブログ 最高の一音を求めて

コメント

タイトルとURLをコピーしました