ギタリストの大リーグボール養成ギブス!指を鍛えるトレーニンググッズ3種がダダリオから新登場

ダダリオのDEXTERITY BANDを指に着けて楽器を演奏するギター用品

ギターを弾くのに力は不要という人はいても、指が素早く動いたり器用に動いたりするのが重要ということを否定する人はいないと思います。ダダリオからギターをはじめとする指を使う楽器奏者のための新しいトレーニンググッズが3種類登場しました。大リーグボール養成ギブスのようなものも含まれています。

年とともに衰える筋肉

一般的に人間の筋肉は年とともに衰えます。

筋肉量の減少は25歳から30歳頃に始まり、鍛えなければ衰え続けます。特に脚の筋肉は衰えが激しく、社会医療法人甲友会によると60歳になると25歳のときの約60%にまで落ち込むのだとか。

ギターなどの楽器を弾くための筋肉も脚ほどではないにしても衰えるでしょうから、筋トレなどによって維持しなくてはなりません

一方、ジムや自宅でできる筋トレは色々ありますが、残念ながら指を鍛えるものを見たことがありません。

楽器の演奏には素早さと器用さが必要

筋トレといっても、楽器の演奏で必要なのは主に素早さと器用さです。

力については脱力ができればアスリートのような握力は必要なく、最低限の力で問題ないでしょう。

ただ、力を鍛えるのは比較的かんたんですが、素早さと器用さを鍛えるのはかんたんではありません。

かといってプロでもない限り楽器を一日中弾ける人は多くなく、対策が求められます。

ダダリオから新登場した3種類のフィンガートレーニンググッズ

そんな楽器奏者のための筋力トレーニンググッズとして、ギターをはじめとする楽器用の弦やアクセサリを販売しているダダリオから新しいフィンガートレーニンググッズ3種類発売されました

そのなかにはまるで大リーグボール養成ギブスのようなものも含まれています。

演奏中に素早さと器用さを養う「DEXTERITY BAND(PW-DXBD-01)」

1つ目が楽器の演奏中に着けることで短時間の練習でも指を鍛えられる「DEXTERITY BAND(PX-DXBD-01)」です。

出典:https://www.daddario.com/products/accessories/hand-fitness/dexterity-band-finger-exerciser/

「DEXTERITY」は英語で機敏さ、巧妙さ、器用さを意味する言葉であり、まさにギターをはじめとする楽器演奏にピッタリのトレーニンググッズといえるでしょう。

使い方としては、人さし指から小指の4本の指に着けます:

出典:https://www.daddario.com/products/accessories/hand-fitness/dexterity-band-finger-exerciser/

各指のリングはゴムのような伸縮性の素材でつながっており、指の動きに抵抗を加えて筋力向上を図る仕組みです。

指の素早さや器用さ、強さを鍛えるのはもちろん、楽器を弾く前のウォームアップやコンディションの維持にも活用可能です。

巨人の星で出てきた大リーグボール養成ギブスのようなものでしょうか。

出典:https://www.daddario.com/products/accessories/hand-fitness/dexterity-band-finger-exerciser/

もちろん楽器を弾いていないときに着け、日常的な筋トレに活用することもできます。

DEXTERITY BANDはこの記事を書いている時点でまだ日本では発売されておらず、海外の楽器用品通販サイトでもComing Soonという状態でした。

定価は9.99ドル(約1,300円)と比較的安価なので発売されたら購入してレビューしたいと思います。

楽器演奏前のウォームアップやルーティンに使える「FiddiLink(PW-FDLK-25)

2つ目が何やら不思議な形をした「FiddiLink(PW-FDLK-25)」です。

出典:https://www.daddario.com/products/accessories/hand-fitness/fiddiLink-hand-exerciser/

こちらは楽器を持たずに使用するエクササイズグッズであり、こちらの動画のように指の中でリングをこねて回転させ、形を変えることで指の器用さを向上します:

ダダリオのサイトでは「NEW」として紹介されていますが、数年前から存在しているようです。

たとえばコンサートやコンクール、発表会前の部台袖や観客席では楽器を弾いてウォームアップできませんが、FiddiLinkをポケットに入れておけば音を立てずに指の調子を整えられるでしょう。

一般的な筋トレグッズと違って指への負荷が小さく、本番前に疲れることもなさそうです。

また、リングを回転する動きによって持久力が向上し、指が疲れにくくなる効果もあるのだとか。

すでに日本でも購入可能ですので注文してみました。届いたらレビューをお届けしたいと思います。

(追記):購入してレビューを書きました。

ハンドグリップの進化版「VARIGRIP+ HAND EXERCISER(PW-VGP-01)」

最後がギター用のフィンガーエクササイズグッズとしてよく売られているハンドグリップの進化版「VARIGRIP+ HAND EXERCISER(PW-VGP-01)」です。

出典:https://www.daddario.com/products/accessories/hand-fitness/varigrip-plus-hand-exerciser/

ダダリオのフィンガーエクササイズグッズとしてはすでに「VARIGRIP(PW-VG-01)」が販売されています。

VARIGRIPとVARIGRIP+の違いは、主に耐久性の向上です:

  • 本体が樹脂製からアルミダイキャスト製に変更
  • スプリングが交換可能に
  • 張力表示が正確に

一方、張力や高さの可変機構や人間工学設計で握りやすいデザインは継続して搭載されています。また、デザイン的にもより洗練された印象を受けます。

ハンドグリップはたとえば以下のようにAmazonなどで非常に安いものが販売されています:

DELLING デリング ハンドトレーナー 1.8~3.2KG 各指調節可能 ピアノ ギター ベース 弦楽器 ギター 練習 指 筋トレ グッズ 軽量 携帯型 握力 トレーニング ブラック
DELLING
手が痛くなりにくいハンドトレーナー:柔らかい特殊ラバーを使用しているので、長い時間の運動でも手が痛くなりにくい設計。(過度な負荷をかけたり、いきなり最大での使用はおやめください。個人差がありますので、自分に合わせた強さ、運動時間でトレーニングを行うようにしてください。)

しかしながら、安いものは壊れやすかったり、握りにくかったりして、逆に指を痛めるかもしれません。

ダダリオのVARIGIPは少し高価であるものの高い品質を備えていましたが、VARIGRIP+はさらに長く愛用できそうです。

ハンドグリップは器用さよりも力や素早さを向上するためのグッズであり、それらを鍛えたい方におすすめといえるでしょう。

ちなみに既存製品のVARIGRIPはFiddiLinkとのセットでも販売されています:

トレーニングのやり過ぎにはくれぐれも注意

指の素早さ、器用さ、力を鍛えればギターの演奏技術が向上するのは間違いありませんが、トレーニングはやり過ぎると逆効果になります。

くれぐれも無理のない範囲でおこない、痛みや違和感を覚えたらトレーニングをやめたり強度を下げたりすることが重要です。

いかに1日で筋肉に高い負荷をかけるかよりも、いかに毎日続けるかに主眼を置くべきではないでしょうか。

また、DEXTERITY BANDやFiddiLinkは練習前や本番前のウォームアップにも役立ちそうであり、それほど高くないこともあり、1つ持っておいても良いかもしれません。

ギターを長く続けるためにも、私も指の筋力強化に力を入れたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました